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奈良病院体験実習(3年生 医薬コース)

 8月30日(木)、3年医薬コースの生徒を対象に、近畿大学医学部奈良病院で看護体験実習を実施しました。堺病院移転計画にともない、昨年度より奈良病院での実施となりました。1年次、2年次にも医学部での体験実習はありましたが、3年次の看護体験実習では初めて患者さんと直接触れ合うということもあり、今まで以上にしっかりと医療に対する気持ちを持って臨みました。
 最初に看護部長さんから、「学園組織」、「今後の日本の人口をふまえた上での医療」、「看護職」、「近畿大学医学部奈良病院」についての講演をいただきました。現職の看護部長さんからのお話であったので、現場の様子などもわかりやすく、非常に勉強になりました。その後、実習の説明を受け各病棟へと移動しました。
 実習では、聴診器、血圧測定、レントゲン写真の分析、心電図の取り方、カンファレンスへの参加など様々なことを体験したり見学をさせていただきました。また、実際に医療現場で働かなければわからないことなどもたくさん教えていただきました。看護師さんと1日一緒に過ごして、看護師さんが非常に忙しい事や、その中でも一人一人の患者さんのことを考えていることがわかりました。
 グループワーク後の質問は、リラックスした雰囲気で行っていただきました。看護師さんは歩くのと食べるのが早いというお話から、辛かったことや辞めたいと思ったことなどのお話まで、生徒の質問に対して非常に丁寧に答えてくださりました。
 今回の看護体験実習を通して、医療に関わる人にとって、どのような意識が大切かを学びました。また、患者さんに対しての接し方やかかわり方を間近で学ぶことができました。

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