Progress英数コース プログレス

大学受験にとらわれない
真の大学附属教育をめざす

英数コース プログレス

一人ひとりの習熟度に応じた教科別の補習や再テストを実施し、基礎学力の定着をはかります。
また、近畿大学の研究施設を利用した体験実習やグループ学習・レポート作成などにより、大学進学後に幅広く求められる総合的な力を身につけるとともにキャリアデザインへの関心を持たせることを目標とします。

  • 前期

    1〜2年基本的な学習習慣を確立し自分自身の可能性を探求する

    学習習慣と基本的生活習慣を確立し、基礎学力を定着させます。近畿大学の充実した研究機関での体験実習などを通して、学びの楽しさを伝えるとともに、将来の目標を見つける手助けをします。

  • 中期

    3〜4年大学附属校として受験指導にとらわれない学びを展開

    基礎学力の定着を進めることはもとより、グループ学習やレポート作成など、受験指導にとらわれることのない学習プログラムも導入。近畿大学の建学の精神である、「実学教育」へ繋がる知的好奇心やコミュニケーション能力の育成を実践します。

  • 後期

    5〜6年真の大学附属校としての高大連携による学びのプログラム

    近畿大学へは、附属特別推薦入学試験制度を利用しての進学が可能です。学部決定後は、近畿大学が実施するプレエントランスガイダンスやe-ラーニングなどにより、論理的思考力のトレーニングを実施するとともに、キャリアデザインへの関心を高めるプログラムを導入し、大学での学びをサポートします。

カリキュラム一覧(令和7年度 実施予定)

教科 前期 中期 後期
1年 2年 3年 4年 5年・文 5年・理 6年・文 6年・理
国語55558283
社会4444424 
数学55664838
理科444428 8
音楽1.511   2 
美術1.5112    
保健体育33344433
技術家庭2212    
英語677788108
情報    2211
課題研究      11
道徳111     
特別活動(LHR)11111111
総合22211111
合計3636363634363434

近畿大学への入学制度

附属特別推薦入学試験制度を利用すると、高等学校での成績等により、学科試験免除で近畿大学へ進学できます。

附属特別推薦入学試験制度(学科試験免除・専願制)
在学中の成績等に基づき、近畿大学の志望学部・学科に入学できる制度です。学科試験は免除されます。
合格者は原則として近畿大学に入学します。ただし、国公立大学の受験に限り併願利用が可能となります。
実施予定学部 法・経済・経営・理工・情報・建築・薬・文芸・総合社会・国際・農・生物理工・工・産業理工・看護(※)
特待生制度成績優秀者には右記の資格が与えられます。 ●入学金・授業料の免除
(減免期間は4年間。ただし、進級時に資格継続審査があります。)
●入学金のみ免除(薬学部を除く)

(※)令和8年4月設置予定

大学進学状況

近畿大学へ約80%が進学。ほぼ全員が附属特別推薦入学試験制度を利用して進学します。

補習授業

個別補習が必要と判断した場合は、放課後などを利用して、教科別補習を実施。学校の学習は学校で完結させましょう。

論文プロジェクト

近畿大学への附属特別推薦入学試験制度の資格基準に論文作成があります。本校では、中学校での継続的な作文指導(全コース対象)からスタートして、高等学校での段階的な論文指導を経て、約1万字の論文完成をめざします。自分自身が進学したい学部・学科でどのような学びを積み重ね、そして将来の目標をかなえていくのか。本校が推進するキャリアデザイン教育の一環です。

生きた学びを体感

近畿大学の充実した教育研究機関を利用した、様々な体験実習を実施しています。中学校課程では理工学部や農学部での実験実習によって学ぶことの楽しさを実感することができます。高校課程では各学部の先生方から具体的な大学での学びについて講演をしていただきます。「大学では何を学ぶのか?」「その学びがどのように社会貢献につながるのか?」自分自身の未来の姿をより具体的に思い描くことができる貴重な機会となっています。

「英数コース プログレス」って
どんなコースですか?

01 / 先生に聞いてみました

上瀧 直柔先生(理科)
上瀧 直柔先生(理科)

みずから疑問を持ち、解決する力を育む

英数コース プログレスは、生徒みずからが「考え」「行動」する主体性を育む教育をめざしています。学校生活において大切にしているのは、「わからない」をそのままにしない探求心です。中学校生活では、誰もがさまざまな疑問を持ちます。その疑問に向き合い、自分自身で解決する行動を取ることが成長に繋がります。「わからない」が「わかった」と実感できたときの達成感が、主体的な学びを進める力となります。また、大学施設を利用した学習プログラムがたくさんあり、多くの学びを得ることができます。ただ、どんな体験も受動的な姿勢ではなく、何事も自分で考え、積極的に行動する主体的な姿勢が大切です。我々は皆さんが主体的に学び、目標や希望を叶えるためのお手伝いをしていきます。一緒に充実した中学校生活を送りましょう。

02 / 在校生に聞いてみました

  • 2年生 桐生 琴羽さん
    2年生 桐生 琴羽さん

    自分の将来をゆっくり
    考えることができるコース

    英数コース プログレスでは大学受験にとらわれずに6年間を過ごせるので勉強と部活の両立ができます。そして近大附属ならではの体験実習がたくさんあり、ミカンやマンゴーを見学する湯浅農場体験や大学の実験室での理科実験など、さまざまな経験をすることができます。学習面では、補習や練習プリントに取り組み、毎日朝に実施される小テストに向けてがんばっています。分からない部分は友だちと教え合ったり、先生方へ質問することができます。授業では班の人と協力してプレゼンテーション資料をまとめて発表するなどをして、考える力や伝える力をつけることができます。中高6年間のさまざまな経験を通して、自分の将来のことについてゆっくり考えることができるコースだと思っています。

  • 4年生 山田 裕彦さん
    4年生 山田 裕彦さん

    自分自身を見つめて
    将来を見つける6年間

    英数コース プログレスでは、勉強とクラブ活動・課外活動などを両立させながら学校生活を楽しむことができます。なかでも大学での体験実習では、普段に経験できないような経験をすることができます。学習面では、授業やテストなどを通じて先生方が基本からきっちり教えてくださるので大学に進学してからも通用する力を身につけ、幅広く学ぶことができます。またiPad®を使って、自分がわからない事柄を解決することができたり、発表時に使うプレゼンテーションのスライド作成やレポートなどを通じて、プレゼンテーション能力や表現力など、将来に役立つ力を高めることができます。たくさんのすばらしい仲間なども作れて、とても充実した環境だと思います。近大附属での学校生活は、自分自身をしっかり見つめ、将来の夢を見つけることができる6年間になると思っています。