News
中西洋介教諭による最終講義(校内研修)を実施しました
2月26日(木)、本校英語科の中西洋介教諭による最終講義を、校内研修の一環として実施しました。「目指すべき特進の英語教育~AI時代の英語教育についての問いにどのように向き合うのか~」というテーマで行われたこの講義は、中西洋介教諭が長年にわたり積み重ねてきた教育実践の集大成となりました。
講義の冒頭では、これまでの教員生活を振り返りながら、ご自身の留学体験や膨大な洋書の読破といった研鑽の歩みが紹介されました。また、本校で取り組まれてきた「反転授業」や、現在推進している「Dynamic Mentor-Mentee Learning (DMML)」といった先進的な指導メソッドについて紹介がありました。
次に、昨今の大学入試、特に国公立大学で出題される英文の出典や難易度を分析しながら、内容理解の徹底はもちろんのこと、英文和訳の際には単語や文法の知識を超えた「文章の論理」や「背景知識」の重要性が説かれました。こうした高度な題材を授業で扱うために、教師自身が「言語の専門家」として常に自らをアップデートし続ける必要があるという力強いメッセージをいただきました。
また、急速に変化するAIを取り巻く社会情勢についても言及がありました。AIとの対話は今後避けては通れない道であり、英語教育においてそれらをどのようにパートナーとして活用していくべきか、未来を見据えた「問い」がありました。
この最終講義で共有された中西洋介教諭の情熱と知見を基に、今後の本校での英語指導をさらに改善・発展させていきたいと考えています。
講師プロフィール
中西 洋介(なかにし ようすけ)
近畿大学附属高等学校・中学校英語科教諭。阪南大学附属高等学校、大阪桐蔭高等学校を経て、現職。著書には『反転授業が変える教育の未来――生徒の主体性を引き出す授業への取り組み』や『反転授業の実践知――ICT教育を活かす「新しい学び」21の提言』があり、教育現場での実践的な知見を広く発信しています。また、「反転授業:アクティブ・ラーニング実現は『問い学ぶ』教育に道(よ)る」やBridging IBDP and non-IBDP classrooms and beyond: Suggestions for dynamic mentor-mentee learning (DMML)といった論文を発表し、教育学の理論的発展にも貢献。

