高大一貫連携教育進学コース


近畿大学との高大連携
7ヵ年教育を推進
高大7ヵ年連携教育ともいえるのがこのコースで、
2年次から文系・理系のクラス編成を行い、
多くの生徒が第一志望を近畿大学としています。
大学の施設を使っての連携メニューが充実。
近畿大学に進学後は、
各学部のリーダーとなる人材を育成します。
近畿大学特別推薦入学試験制度での進学に必要な学力を育成
大学進学がゴールではなく、大学卒業後にも焦点を当てて、社会で役立ち貢献できる人材育成を目的とした人間教育を展開します。そのため、文系・理系を問わず3年間全ての学年で5教科を履修するカリキュラムを導入しています。毎回の授業への取組みの姿勢についても評価・指導を行い、また、定期試験後にも課題学習・再テストを行い基礎学力の定着を図ります。日々の授業に加え、近畿大学特別推薦入学試験制度での進学に必要な資格取得や検定試験に向けた勉強もサポートします。
グローバル社会で必要とされる「コミュニケーション能力」の育成
知識偏重教育から離れて、「21世紀型学力」を身に付けるため、自主性・積極性を養い、自分の意見や考えを明確に伝えることができる能力を育てます。そのため、授業をはじめ様々な場面で個々の考えを発表する機会を設け、ipad®を活用したプレゼンテーション活動を取り入れています。また、3年間を通じた「卒業論文」の作成を通じて、じっくりと考える力も育みます。さらには、近畿大学の東大阪キャンパスにある「英語村E3[e-cube]」の訪問やe-learning教材を用いて、英語でのコミュニケーション能力も育成していきます。
近畿大学から自らのあり方を学ぶ高大連携教育
近畿大学の学園創設者である世耕弘一の「学びたい者に学ばせたい」という強い信念のもと、「学ぶことの大切さ」に気付くことをめざす「自校教育」を展開します。1年生の4月に実施される宿泊オリエンテーションでは、"世のため・人のため"に生きた世耕弘一の人生に学び、生徒一人ひとりが、勉強することの意味を理解し、社会に貢献する自分をイメージします。また、早期から大学との相互交流を行い、最先端の研究に触れる機会を設けています。
TOPICS卒業論文プロジェクト全卒業生が1万字の卒業論文を完成
平成26年度入学生より導入した「卒業論文プロジェクト」。約1万字の論文を書き上げる中で、自己分析を通じて自尊感情を育み、自分ができる社会貢献が何かをはっきり自覚させて、進路実現へとつなげることができます。
○卒業論文タイトルの一例
「魚で社会貢献を」「生活における芸術の役割」「自分の人生をデザインする」
「学校生活から繋がる夢」「自然災害について土木工事のあり方」
主な大学進学者数令和元年度
進学コース卒業生(計389名)
大学種別 | 学部 | 進学 者数 |
学部 | 進学 者数 |
||
---|---|---|---|---|---|---|
近畿大学 | ||||||
文系学部 | 法 | 11 | 理系学部 | 理工 | 53 | |
経済 | 51 | 建築 | 21 | |||
経営 | 90 | 薬 | 3 | |||
文芸 | 22 | 農 | 27 | |||
総合社会 | 26 | 生物理工 | 5 | |||
国際 | 12 | 工 | 2 | |||
短期大 | 0 | 産業理工 | 1 | |||
看護専門 | 4 | |||||
合計 | 328 |
大学種別 | 大学名 | 進学者数 | 大学名 | 進学者数 |
---|---|---|---|---|
国公立大学 | 国際教養大学 | 1 | ||
私立大学 | 中央大学 | 2 | 同志社大学 | 4 |
同志社女子大学 | 1 | 立命館大学 | 1 | |
武庫川女子大学(薬) | 2 | 関西大学 | 1 |
※上記進学実績においては全ての私立大学名は掲載しておりません。
VOICE
卒業生の声
近畿大学 農学部 水産学科
進学コース 卒
吉田 豊希 さん

高校入学前から志望していた水産学科へ
附属高校が誇れる卒業生になりたい!
私は高校に入学する前から、水産学科への進学を希望していました。入学後は附属高校ならではの推薦制度で進学することが出来ました。推薦が決まったときには喜びと同時に推薦を受けた者として必ず実績を残さなくてはいけないという責任感が込み上げて来ました。生徒会副会長の経歴や近大附属ならではのプレゼン教育・ICT教育・リーダー養成プログラムで学んだものを活かし、附属高校が誇れる卒業生になると共に、大学ではしっかり爪痕を残せるよう頑張りたいと思います。
在校生の声
進学コース 3年
中谷 祐貴 さん

先生と生徒の距離が近く、自信のなかった勉強も楽しくできるように!
近大附属に入学し、最初は勉強についていけるかどうか不安がありましたが、個性あふれる先生方の話を聞き、ていねいな授業を受けていると、自然と勉強が楽しくなってきました。部活動との両立も高校に入ると難しいと思っていましたが、様々な先生から応援していただき、今もがんばることができています。また、プレゼンテーションなど人前で発表する機会が多いので、コミュニケーション能力が備わり、他人の立場に立ち相手の気持ちを考えるなど、客観的に物事を捉えることができるようになります。近大附属では、先生と生徒の距離が近く、先生が生徒のことを大事に思ってくれているので、自由に学ぶことができます。