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農業体験通年プログラム(1)を実施しました

 令和8年5月11日(月)、中学2年生が和歌山県にある近畿大学地域創生農業研究所と湯浅町の伝統的建造物群保存地区を訪れ、自然と歴史の魅力を全身で感じる体験学習を行いました。青々とした柑橘畑が広がる研究所、そして風情あふれる歴史的な町並み――生徒たちは一日を通して、教室では味わうことのできない"本物"に触れ、多くの学びを得ることができました。
 午前中は、近畿大学地域創生農業研究所にて、さまざまな柑橘類の観察とスケッチに取り組みました。研究所の先生方から「植物を見る際の着眼点」や「特徴の捉え方」について丁寧なご指導をいただき、生徒たちは真剣な表情で木々と向き合っていました。葉の形や質感、枝ぶり、果実の色合いなど、一つ一つの違いに目を向けながら、熱心に記録を取る姿が印象的でした。
 さらに、生徒一人ひとりが担当する柑橘の木の剪定作業にも挑戦しました。初めて手にする剪定ばさみに緊張した様子も見られましたが、研究所の方々の温かい助言を受けながら、少しずつ自信を持って作業を進めていきました。不要な枝を見極め、木の成長を考えながら丁寧に枝を整える姿からは、自然と真摯に向き合う姿勢が感じられました。
 今回手入れをした木々は、今後1年間にわたって継続的に観察していく予定です。季節ごとに変化する植物の姿を見守る中で、生徒たちは自然の営みの奥深さや、農業を支える人々の努力と工夫を、より実感をもって学んでいくことでしょう。

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