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2学期終業式校長講話「チャンスをつかもう」

 おはようございます。年末になり寒さも一層厳しくなりました。今年も後10日ばかり、センター試験までも、後20日あまりになりました。今学期は色々な学校行事もありましたが、充実した学校生活を過ごせましたか。如何でしたか。中々うまくいかなかったこと、途中で投げ出しそうになったこと、あるいは失敗をしたこともあったかも知れません。今日は皆さんが、今学期、あるいは今年を振り返る時に思い出してほしい言葉を紹介します。

 それは、ジャック・ニクラウスの言葉です。ジャック・ニクラウスとは、全盛期には「ゴルフの帝王」と称された、数々の輝かしい記録を待つプロゴルファーです。

 プロだからミスショットは少ないかも知れません。しかし、ミスショットをしてもスコアーが安定しているのは、リカバリーショットが確実だからです。大切なのはリカバリーショットなのです。

 つまり、ミスショットすることが問題ではなく、大切なのはそのリカバリーショットであるということです。失敗やミス、しまったと思うことは、誰にでも、そしていつでも起こり得るものなのです。大切なのは、ミスをミスのままで終わらせない前向きな姿勢です。ミスを何とかリカバリーしようとする姿は、決して格好良いものではありません。もちろん勇気も必要であり、それができるかどうかはその人の意志と頑張る力の強さです。

 目標を達成するチャンスは待っていても来ないことも多く、チャンスは自分で掴み取るものだと言われます。ミスを恐れずに挑戦することがチャンスを掴む第一歩です。失敗は誰にでもあります。ミスすることが問題ではなく、そのリカバリーが大切なのです。

 最後に、世界的な挑戦を続けている南谷真鈴さんの言葉を紹介します。彼女は、皆さんとほぼ同世代の1996年生まれ早稲田大学政経学部の女子学生です。19歳でエベレストに登頂して、日本人最年少記録を更新し、その後、七大大陸最高峰登頂の日本人記録を更新し、更に南極点と北極点に到達して、冒険家としてのExplorers Grand Slamの世界最年少記録を樹立しました。その南谷さんの言葉です。

 「もっとできるという言葉は魔法の言葉、自分の知らない可能性を引き出してくれる言葉。」

 「必要なのは、ここ一番のやるぞという気力。」

 「ここ一番で大切なのは、体力よりも気力。」

 「あきらめさえしなければ、どこまでも行ける。」

 彼女の挑戦には、多額の資金が必要です。その大半は企業スポンサーからの支援だそうです。そのために自分で1000通以上のメールを色々な企業へ送ったそうです。その結果、ユニクロ、DeNA、森永乳業などがスポンサーになってくれたそうです。その行動力があってこそ、自分の夢の実現に繋がりました。

 「自分の夢は、自分で叶える。」シンプルな言葉ですが、とても深い言葉です。実際の社会では、全員に結果の平等が実現されることは難しいことですが、機会の平等、挑戦できる平等は実現されていることが多いはずです。「自分はもっとできる」という気持ち、「ここ一番のやるぞ」という気力、「あきらめさえしなければ、どこまでも行ける」という気迫で、この年末年始、そして新しい年に向けて、自分の目標に力一杯、挑戦してくれることを大いに期待しています。